建設経営研究所のコンサルティングの基本ステップ
建設経営研究所のコンサルティング方法は、経営改革実行の最も効果的な方法を考えて形にしたもので、とてもシンプルなものです。
以下にコンサルティングの基本的ステップを説明します。
①ヒヤリング
- 企業の状況、抱えている問題・課題、要望などをヒヤリング
- 建設経営研究所のコンサルティング方針について説明
- 方針に同意された場合は、契約スタートとなります。
②社内に経営改革チームを結成
- チームメンバーの選出(やる気と能力と理解力のある人、各部から原則1人以上)
- 目標・実行ルールの合意形成
- これからやるべき手順を説明
- リーダーおよび各人役割分担の確定
- 発足を宣言(社内)
チーム発足以降の作業は、経営改革チームが主体となります。
③現状分析、見える化
同じ社内のメンバーでも立場や所属部署により現状認識が違います。まずは、希望的観測や思い込みを排除し現状認識をチームメンバーで共有します。
- 経営改革チームによる現状調査の作業分担
- 現状調査結果の発表とディスカッション
- 調査結果のまとめ、見える化
- 現状認識、問題と課題の共有
※この段階は、現状認識をめぐって反発やトラブルが発生しやすいため、状況合わせて柔軟に対応します。
④経営改革計画策定
戦略部分
- 目標の設定:3~5年先のあるべき姿
- 目標と現状とのギャップの明確化
- 目標達成のためのストーリー、根拠の明確化(戦略マップなどで見える化)
計画部分
- 目標の細分化(各部門への落とし込み、長・短期目標設定)
- 実行・検証計画の具体化(手順や内容の設計)
- 実行組織・会議体の設定
- スケジュールの設定(長期・短期スケジュール)
⑤実行と検証
- 経営トップより、全社への実行宣言と内容の説明
- 毎月の経営会議・検討会により進捗内容を発表
- 進捗状況や効果を検証、改善
※毎月検証し、状況に応じた対応を行い、経営改革を目標達成に向けて進捗させます。
※自律的な運営状況に応じて、コンサルティングの訪問回数は減らしていきます。